700号記念祝賀会(神戸新聞 平成26年7月22日記事)


 

平成26年(2014)7月、文学圏は通巻700号を達成しました!

記念祝賀会が、姫路商工会議所にて盛大に行われました。

 

翌日の神戸新聞NEXTに掲載された記事です。 


兵庫県の播磨地域を中心とした短歌同人誌「文学圏」の700号が発行された。

終戦間もないころから、連綿と表現を追究してきた。

このほど、県内の芸術家でつくる文化団体「半どんの会」から文化賞も受け、新たな一歩を踏み出した。

 

発行する文学圏社は1946年3月、福崎町の木村眞康が主宰して誕生した。

「奥播磨の一隅を照らすささやかな文学の灯」を理念に、

当時は短歌、詩、随筆などの総合文芸誌だった。

同町出身の歌人岸上大作が参加したことでも知られる。

 

現在は60~90代の約60人の出詠者がいる。

編集委員が選考し、月1回「文学圏」を刊行している。

 

「日々のつぶやきのようなもの」「苦しいときも短歌に救われた」。

このほど記念祝賀会を姫路市内で開き、喜びを語り合った。

代表の下村千里さん(81)=同市豊富町=は

「継続は力。結社の枠を超え、みんなで守ってきた」と振り返った。

 

700号記念特集号では、これまでの歴史や社外からの寄稿も収録した。800円。

文学圏社 TEL078・961・5676