文学圏の表紙、題字、挿絵について


 

文学圏の表紙は画家・彫刻家の納健(おさめ けん)さんです

 

納 健 さん プロフィール     

 

 

神戸市生まれ。昭和32年二紀展覧会初出品受賞(彫刻)。

34年二紀会同人推挙。35年、36年朝日新人展出品(彫刻)。

61年から神戸新聞文芸欄イラスト担当、現在も掲載中。

個展開催多数。平成8年度「兵庫県文化賞」、12年度「神戸市文化賞」受賞。

現在、西宮美術協会理事、朝日カルチャーセンター講師。


文学圏の題字は、書道家であり歌人でもある出口草露さんです。

 

出口草露 さん プロフィール

 

神戸市兵庫区生まれ。「創風会」を主催し、書の月刊誌『線美』を発行するとともに、

前田夕暮の『詩歌』に所属し、作歌にも励まれた。

 第一歌集『草露集』昭和二十九年一月一日発行

 

 うす青く透きとほりたる草の露果てなき空にやがて消えなむ  

 

第二歌集『清香集』昭和三十四年七月十日発行 

第三歌集『創風集』昭和四十年十月一日発行 

第四歌集『線美集」昭和五十年一月三日発行

 

 


文学圏のカット絵は、イラストレーターでテイラーの黒澤正治さんです。

 

黒澤正治 さん プロフィール

 

昭和10年生まれ。和風ボタニカルアーチスト。

アトリエは兵庫県多可郡多可町にある。

その植物画は自然の細やかな美しさが丹念に描かれており、数々の賞を受けている。

テイラーとしての腕も一流で、遠方から洋服の仕立てを依頼に来る人も多い。

また短歌・詩・コーラスなど、多才ぶりには目を見張る。

加古川ヨークカルチャーセンター・西脇グリンフィールド・加古川東神吉講座・多可町生涯学習・あけぼの学園 各講師

 

盾もちしサンチョパンサや新しきコーポ屋上のBSアンテナ

(2002年西脇市文芸祭短歌部門 特選一席)